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ガマ岩

住所 上川郡東川町勇駒別

東川町観光案内サイト

東川町の由来は、忠別川のアイヌ語名「チュプペツ」(日の出る川)を意訳してついたもので、旭川と同語源である。
東川町市街地から道道1160号旭川旭岳温泉線を約23kmほど。ここを進めば旭岳温泉があり、温泉街から、道道1160号線を約7〜8kmほど下った地点に駐車帯があり、ガマ岩の看板がある。
これといった解説はなく、直径5〜7mほどの大きさ、この溶岩ブロックは全体に緻密で、表面部分にはガサガサで発泡質な溶岩が付着している。
はるか昔、旭岳で大規模な火山噴火があったときに発生した溶岩が冷え固まった考えられており、このガマ岩がある辺りは、ノカナン溶岩の溶岩堤防にあたる場所になっていて、溶岩ブロックが押し上げられてそこに位置した可能性があるそうだ。
溶岩堤防とは、溶岩の表面地形の一つで、側面や前面が壁のように高くなることで、溶岩の供給が止まっても、流れやすい中心部は流れ去るが、側面の壁は溶岩の流れの中心より早く冷えているため、溶岩流の中央部分は側面より低くなって窪地となる、側面は取り残されて溶岩堤防となる。
ガマ岩はそうした溶岩堤防をつくる溶岩ブロックが残ったものといわれている。
旭岳温泉や天人峡、層雲峡など、当時溶岩が冷え固まって形成された柱状摂理の見られる範囲の広さや、噴火口から現地点に流れ着いた「ガマ岩」の大きさを見ると、その当時の火山噴火が、いかに大規模だったか想像できる。

柱状節理とは、岩体に発達した規則性のある割れ目で、マグマ等が冷却固結する際や地殻変動の際に生じ垂直に発達する、断層とは違う。
柱状になった節理は、六角柱状のものが多く、中には四角柱・五角柱・七角形・八角形のものもある。

道道1160号旭川旭岳温泉線とは、旭川市と東川町旭岳温泉を結ぶ一般道道で、総距離は33.0km。

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