男山自然公園住所 旭川市東山開園期間 4月中旬〜5月中旬 開門時間 午前10時〜午後5時、入園無料 定休日 水曜日 男山株式会社 社団法人 旭川観光協会 旭川の地名の由来は、アイヌ語で忠別川「チュプ・ペッ」、または「チュプ」は「日」の、「ペッ」は川の意味で、「日」を「旭」に置き換えて「旭川」と意訳したと両説がある。 旭川市内より国道40号線を北へ車で20分、約12kmほどに突哨山(とっしょうざん)があり、比布トンネルの手前(旭川側)から案内標識に沿って登ると、男山自然公園に着く。 標高243m(突哨山の一部)、40haの道内最大級のカタクリ群生地で毎年4月の下旬に開放される公園で毎年多くの観光客で賑わう。 バブルの頃、突哨山にゴルフ場を造成する計画があったが、市民の反対運動とバブルの崩壊で計画は消滅した。 2000(平成12)年5月に突哨山周辺を旭川市と比布町が買い上げ、周辺の自然が残され現在では春の人気スポットとなっている。 カタクリとエゾエンゴサクの混じり合った群生がほとんどで、道内最大級の規模。 公園の入り口付近(下方面)には水芭蕉の群落もみられとても綺麗である。 突哨山(とっしょうざん)とは、旭川市と比布町にまたがる標高243mの山で、日本最大級のカタクリ群生地として有名である。 カタクリ(片栗)とは、ユリ科カタクリ属に属する多年草で森林内、林縁部に生える小さな花。 早春に10cm程の花茎を伸ばし、薄紫から桃色の花を先端に一つ下向きに咲かせる。開花時期は4月下旬〜5月上旬。約2週間ほど。 エゾエンゴサク(蝦夷延胡索)とは、ケマンソウ科キケマン属の多年草で、北海道から東北地方に分布し、森林内、林縁部に生える小さな花。 早春に10〜20cmほどの花茎を伸ばし、薄青から薄紫の花を咲かせる。葉は楕円形の小葉3枚からなる。開花時期は4月下旬〜5月上旬。約2週間ほどでカタクリよりやや早く咲き始める。 ミズバショウ(水芭蕉)とは、サトイモ科ミズバショウ属の多年草で、開花時期は融雪後の5月から6月にかけて。 葉がバショウ(芭蕉)の葉に似ているので、この名前になったそうで、白いのは花ではなく仏炎苞(ぶつえんほう)、花は中心部の黄色いところについている。 国道40号線とは、旭川市から稚内市へ至る一般国道で、総距離は295.2km。 大きな地図で見る |