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こたんまつり

住所 旭川市神居町神居古潭・旧神居古潭駅舎
9月23日(秋分の日に行います)
1958(昭和33)年に始まった、旭川でも歴史のあるお祭りこたんまつり。
アイヌの人々の聖地であり、数々の伝説が残される神居古潭で毎年秋分の日に行われる。
出店もあり、地元の農産物や美味しい料理を食べることもできる。(こたん鍋はありませんでした)


自然の中、この世の万物に神が宿ると信じるアイヌの人々が、感謝の祈りを捧げます。
この神居古譚は古くから交通の難所として知られていました。川の最深部は水深70mにも達すると言われていて、水上交通に依存していたアイヌにとっては最大の難所であり、あちこちで渦を巻いて流れる激流に多くの舟が飲み込まれしばしば犠牲者が出たこと、あるいは人々の安全、無事な通過も祈願するために、アツシと呼ばれる伝統的な装束に身を包み、この地の神々(火の神、山の神、川の神、コタン一部落の神、幸福の神)に祈りを捧げ、古式にのっとったまつりは、神聖にしておごそかなものである。
アイヌ民族楽器(ムックリ)の演奏(旭川チカップニアイヌ民族文化保存会)
アイヌ語で「チカップニ」は「大きな鳥のいるところ」という意味。
近文(チカブミ)という地名は、そのアイヌ語由来とされていて、旭川チカップニアイヌ文化保存会もそこで活動されている。
1978(昭和53)に設立され、1984(昭和59)年には、国の重要無形民俗文化財の指定を受ける。




アイヌ古式舞踊は、1984(昭和59)年 1月21日に重要無形民俗文化財に指定されています。
アイヌ民族が育んできたアイヌ伝統文化で、祭祀の祝宴や、様々な行事などに踊られ、独自の信仰に根ざした伝統である。
その様式は古態をとどめているものが多く、信仰と芸能と生活が密接不離に結びついている特色があり、芸能史的な価値が高いのである。
作業歌舞:「ざるこしの歌」や「稗搗きの歌」にあわせた踊り
儀式舞踊:「エムシリムセ(剣の舞)」「クリムセ(弓の舞)」
模擬舞踊:「サロルンリムセ(鶴の舞)」「バッタの舞」「チロンヌプリムセ(狐の舞)」
娯楽舞踊:「棒踊り」「ヘクリサラリ(盆とり踊り)」「馬追い踊り」
このほかに、即興性ある「シネオッカイトゥンメノコ(色男の舞)」などこれらの伝統歌舞は、アイヌの主要な儀式の際に踊られてきた。
家庭における各種行事の祝宴の際にも踊られ、その多種多様な踊りも音楽も、それぞれのコタン(村)によって伝承曲目が異なり、その舞い方にも若干の違いががあるそうだ。
いずれも歌(ウポポ)を中心とし、踊りは輪舞(リムセ)を基本として構成されている。

 こたんまつりでは、剣の舞や鶴の舞などのカムイノミ・イナウ式が披露された。
アイヌ文化に触れられる絶好の機会です、アイヌの聖地で一緒に踊るのも一興でしょう。
カムイノミ(祈りを捧げること)をした後、使われたイナウ(木幣)は石狩川に捧げられる。











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