天人峡 滝見台住所 上川郡美瑛町天人峡東川観光案内サイト 上川の由来は、アイヌ語の「ペニ・ウングル・コタン」(川上の人々の集落)を意訳したもの。 東川の由来は、アイヌ語で忠別川「チュプ・ペッ」(波のある・川)これを(日・川)と意訳したもので、旭川と同語源である。 天人峡の由来は、1897(明治30)年松山多米蔵が、アイヌの人から滝と湧泉の話を聞き、案内を受けて忠別川をさかのぼり、湧き出る温泉を発見。発見者の名前を取って松山温泉と言った。その後、1936(昭和11)年この地の地名が天人峡温泉と定まり現在に至る。 東川町市街地の道道294号東川東神楽旭川線と道道1160号旭川旭岳温泉線の東川町北・南1丁目交差点から道道1160号旭川旭岳温泉線を8.8km、そのまま直進し道道213号天人峡美瑛線を約18kmほど。 上川郡東川町・美瑛町にある温泉地区で、柱状節理の深い渓谷の底に位置する旭川市の奥座敷である。当時は発見者にちなんで松山温泉と呼ばれていた天人峡温泉。 大雪山国立公園内に位置し、近くには七福岩や涙岩・日本の滝百選に選ばれた羽衣の滝、東洋のナイアガラと呼ばれる敷島の滝(現在はそばまで行けない)など、景勝地として知られ、大雪山国立公園の登山拠点のひとつにもなっている。 天人閣手前の橋そばに登山口がある。 距離は、往復 約3kmほど。所要時間は登り約1時間30分くらいで、下りは約1時間程度。 装備は、登山靴・もしくは運動靴・ストックまたは杖・虫よけスプレー・鈴・飲み物があるといいだろう。 私が登った日は、10月下旬、天人峡の紅葉は終わりかけでした。 滝見台コースは、トムラウシ・化雲岳・滝見台への登山口から登る。ここからの距離は約1.5kmほど。 入林届けに記帳して出発。万が一に備えて入林届け・入山届けがある場所では必ず記帳することをオススメする。 高低差230mの急斜面を約1時間かけてジグザグに登らなければならない。 とにかく最初の230mは大変急な斜面を登らなければならないので辛い。登山道も狭く獣道のような道で、整備されている箇所は少ないので、かなりの体力を消耗する。 登山靴もしくは運動靴は必須だろう。この急斜面を下ってくることを考えると、ストックがあればさらにいいとおもう。 6月〜9月と蚊やアブが非常に多く、汗もかきやすいので、タオルと虫よけスプレーなども忘れずに。 道幅は1mもない、木々や植物(時期によっては落ち葉)が登山道を覆い隠すようにあり、倒木などもあるので歩きづらい。 足を踏み外してしまいそうな場所が何ヶ所かあるので十分注意してほしい。 木々の間から、忠別湖や柱状節理が見えて、とても綺麗で疲れも癒されるほどだ。 半分ほど登った地点には、木造の階段が現れるがが一部壊れている場所もあり、足元にはくれぐれも注意してほしい。 残り1200mの看板が見えたら、ここからはなだらかな道を歩いて行くだけ。 途中、羽衣の滝と旭岳が見える場所がある。ここから見る滝は、滝見台で見れない場所が見えるので、休憩がてら写真を撮りました。 足元が非常に狭いので滑落しないように十分注意しなければならないのは勿論だが、夏は葉が生い茂り見えない可能性がある。 標高850mの台地に出てからは、針葉樹林帯のゆるやかな登りで、約15分ほどで滝見台に着く。残り500mの看板を過ぎた地点には椅子があるが、この先10分もかからず滝見台へ到達する。 視界が一気に開け、滝見台に到着すると、目の前に旭岳(2291m)・後旭岳、北方には落差270m・計7段の羽衣の滝の全容が、旭岳の下方には敷島の滝をも望むことができ、絶景が広がる。 滝見台にはベンチがあるので、下りに備え疲れを癒すのがいいだろう。 体力に余裕のある方は、滝見台からトムラウシ方面へ4km程(約1時間半)進むと第一公園(1360m)という木道で整備された高山植物の大群落を見れる場所がある。 チングルマ、エゾコザクラ、ハクサンチドリ、ワタスゲ・タチキボウシなどの高山植物の大群落をみることができる。 この滝見台コースは登りよりも、下りのほうが注意が必要!である。足場が狭い上にロープも張っていないので滑ると滑落の危険がある。 急な斜面を下るので、膝や足首など思った以上に負担が掛かり注意が必要。ここでの事故は、ほとんどが下りに発生しているそうだ。下ったら入林届けに戻った時間を書き込んで、天然温泉、100%源泉掛け流しの温泉に入って疲れを癒すのがいいだろう。 地図は正確な場所かどうかは疑問がありますが、おおよその場所を指しております。 |