勇駒別園地住所 上川郡東川町旭岳温泉東川町 東川町の由来は、忠別川のアイヌ語名「チュプペツ」(日の出る川)を意訳してついたもので、旭川と同語源である。 旭岳温泉の由来は、アイヌ語で「ユコマンベツ」、(湯に向かう川)と呼ばれており、1982(昭和57)年、勇駒別温泉から旭岳温泉に改名する。 大雪山の主峰である旭岳の麓にある旭岳温泉は、大雪山の表玄関でもあり、特に高山植物の開花のシーズンと紅葉のシーズンは大変混雑する。 旭川空港から約1時間ほどで、東川町市街地から道道1160号旭川旭岳温泉線を約31kmほど。 旭岳ロープウェイ山麓駅のすぐ裏にある湿原で、2010(平成22)年、木道が整備されこれまでは遠目でしか見られなかった湿原の花々が足元で見られるようになった。 勇駒別(ゆこまんべつ)と言い、アイヌ語で「湯に向かってゆく川」という意味である。 1914(大正3)年に発見された温泉で、1982(昭和57)年に勇駒別温泉から旭岳温泉に改名された。 勇駒別湿原は、標高1100mの旭岳山麓駅裏にあるこじんまりとした湿原でまだまだ知らない人も多い。 そこには、ミズバショウとエゾノリュウキンカが咲き誇ります。 ミズバショウもそうですが、エゾノリュウキンカが大群落で見られる場所でもあり、写真愛好家の穴場的存在である。 私が行ったのは8月中旬、オオシオカラトンボが沢山飛んでいました。 オスは濃いめの色鮮やかな水色で、メスはくすんだ黄色(メスには出会えませんでした)。 注意 春にここに来ると、木道脇には雪が残っています。雪の上を歩かないように、必ず木道部分を歩くようにしてください(雪の下が抜けていて落ちる危険があります)。 ミズバショウ(水芭蕉)とは、サトイモ科ミズバショウ属の多年草で、開花時期は融雪後の5月から6月にかけて。 葉がバショウ(芭蕉)の葉に似ているので、この名前になったそうで、白いのは花ではなく仏炎苞(ぶつえんほう)、花は中心部の黄色いところについている。 エゾノリュウキンカ(蝦夷立金花)とは、キンポウゲ科の多年草。リュウキンカの変種である。立金花(リュウキンカ)とは、茎が立ち上がってあざやかな黄金色の花を付けることに由来する。 北海道・本州北部など寒い地域に分布しており春、小川沿いなどの水辺や湿地など湿ったところでよく見かける。 黄色い花が良く目立つが、花びらのように見えるのはガク片で花びらはない。葉の形がフキに似るので「ヤチブキ」とも呼ばれている。 ミズバショウと一緒に咲いている事も多く、葉はつやのある腎形で大きく、縁には粗い鋸歯がある。 花時は4月〜6月 オオシオカラトンボとは、トンボ科、シオカラトンボ属、平地から山地、丘陵地にかけての池や水田、湿原などで見られる。シオカラトンボに似ているが、それよりも少し大きくて太い。 顔面が真っ黒なので、シオカラと区別がつきやすい。 道道1160号旭川旭岳温泉線とは、旭川市と東川町旭岳温泉を結ぶ一般道道で、総距離は33.0km。 大きな地図で見る |