神居古潭・伝承の木住所 旭川市神居町神居古譚推定樹齢は、120年のキタコブシです。 特に大きな看板などはありません。気がつかないで素通りしそうな所にあります。 神居古潭吊り橋へ入る道路の入り口付近、カーブのあたりに石狩川左岸にそびえ立っています。 明治23年、岩見沢から上忠別太間の仮道路が開削された際、平地に自生していた樹木のすべてが伐採されたが、このキタコブシは奇跡的にも伐採を免れ、今日まであります。 一時、衰弱が著しかったが手当の甲斐もあり回復し毎春、真っ白な花を咲かせています。 コブシ=辛夷、はモクレン科モクレン属の落葉広葉樹の高木。早春に他の木々に先駆けて白い花を梢いっぱいに咲かせる。別名「田打ち桜」といわれている。 アイヌでは「オマウクシニ」「オプケニ」と呼ばれ、「良い匂いを出す木」「放屁する木」という意味。 9月に行くと、実を付けていました。果実は5-10cmほどで、所々にコブがありボコボコした長楕円形の形状をしている。 大きな地図で見る |