神居古潭竪穴住居遺跡住所 旭川市神居町神居古潭石狩川の左岸、国道12号線を北上、神居古潭トンネルの手前、左側に「神居古潭竪穴住居跡」という青い看板があります。 面積は約3.5haで、現在この地域内には竪穴二百数十基とチャシコツ(砦跡)1カ所がある。 10世紀〜11世紀(擦文時代後期)神居古潭には擦文人の集落があった。 この遺跡は1958(昭和33)年に旭川市博物館により調査を行い、1990(平成2)年に試掘調査が行われ、擦文式土器や紡錘車などが発掘された。 10世紀頃と言えば、平安貴族がみやびな生活を送っていた頃、北海道では狩猟・交易を主とする文化が続いていたと言えるだろう。 1958(昭和33)年以来そのうちの数基が発掘調査されていて、住居は、一辺の長さ約5mの正方形で深さ約1m,内部には炉,柱穴,カマドが作られている。 約250軒の竪穴住居跡が確認されていて、何代もの世代を超えて建てられ、最盛期にも十数軒ほどであったろうと言われている。 サケやマスの狩猟を和人との交易に使ったようで、神居古潭の地を選んだのは、漁場に近接して集落を設けることができる数少ない地形だったからと考えられています。 ここは、駐車場がありますが地面がぬかるんでいる場所もあるので、十分注意してください。 大きな地図で見る |