梅の木

住所 旭川市東旭川町米原 旭川第一小学校 校庭

1905(明治38)年頃、東旭川村立第一簡易教育所(現在の旭川市立旭川第一小学校)の校長・八島武平が同教育所の前身であった上米飯(ペーパン)簡易教育所の初代教員岡崎正明の退職を記念して、札幌から苗木を取り寄せて植えたといわれている。
2本の梅があったそうだが紅梅は、2000(平成12)年夏に老齢による枯死が確認され現在は白梅のみ現存。
白梅は、白加賀という品種と推定されていて、推定樹齢は90年前後である。
梅は旭川市内でも見ることができ、北限の梅としても知られていることもあり、旭川市文化財(天然記念物)となっている
ちなみに、米飯(ペーパン)とはアイヌ語で「甘い水の川」と言うそうだ。
米飯は1898(明治31)年、福島県からの入植者により開拓され、戦時中の物資の無い時代には、農村の女性達が冬の手仕事にしていたのが織物。
家で飼っている羊の毛を刈り、糸を紡ぎ、草木で染め、手で織った「ペーパン織り」があるそうだ。


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