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白い貝殻の道(宗谷丘陵フットパス)

住所 稚内市大字宗谷村

利用期間 5月〜10月頃(冬季は通行不可)
スタート ショートコース 宗谷ウィンドファーム付近〜宗谷歴史公園(約5km)
      ロングコース 宗谷岬からゲストハウスアルメリア〜宗谷ウィンドファーム付近〜宗谷歴史公園(約11km)
ゴール 宗谷歴史公園となっている。

稚内観光協会

稚内の由来は、アイヌ語のヤム・ワッカ・ナイ、「冷たい水の流れる沢」という意味である。
宗谷の由来は、アイヌ語の「シヨウヤ」(海獣の止まる磯の丘)この磯の丘にアイヌコタンがあったことから地名にした。他にも、宗谷岬の北にある弁天島は「ソーヤシュマ」(岩礁の海岸にある島)と呼ばれていた。また、「ソ(ショ)・ヤ」(岩礁の多い海岸)と呼び、これらが「ソーヤ」の由来とされている。現在の宗谷は「ウエン・トマリ」(悪い・入り江)というところで、うっかり舟を入れると岩礁で舟を壊すところだった。
国道238号線宗谷岬から稚内市街方向へ約7.1kmを左折し、約120mほどの三叉路を斜め左手に進むと入り口。

フットパスとは、イギリスで発祥した「歩くことを楽しむための小道」のこと。
稚内地域にも、歩いて自然を楽しめるフットパスが数箇所あり、宗谷丘陵フットパスはその中の一つである。
日本最北のフットパスは、宗谷丘陵のゆるやかな起伏に富んで楽しいコースで、道が良く案内もしっかりしており迷うこともないので、初心者も安心。
ロングコース(約11km)は、宗谷岬の突端付近から入り、宗谷丘陵を縦断し、宗谷漁港側(宗谷歴史公園付近)に抜けるなだらかなコース。
ショートコース(約5km)は、途中にあるユーラスエナジー社の風車群「宗谷岬ウインドファーム」から宗谷漁港側(宗谷歴史公園付近)に抜けるコースで、終点側の約3kmの砂利道にホタテの貝殻を敷き詰め、「白い道」と名づけた。


なだらかな丘陵は約1万年前の氷河期に形成され、周氷河地形として北海道遺産に選ばれており、宗谷岬牧場の放牧地では肉牛を中心に約3千頭の牛が草を食む光景が見れる。
ちなみに、フットパスは市道であり乗用車や大型車両が通ることがあるので十分注意して欲しい。(道幅は車1台分しかない)
蹄疫感染防止のため、牧場敷地内・牛舎等施設への立ち入りは出来ない。
歩く際は、底が厚めのスニーカなどの靴で帽子やカッパ水なども持ったほうがいい、ゲストハウスアルメリア以降トイレや給水場所は無い。
終点付近の宗谷歴史公園は、宗谷三百年記念之碑津軽・会津・秋田藩陣屋跡宗谷護国寺跡津軽藩兵詰合の記念碑旧藩士の墓間宮林蔵顕彰碑中千島方面戦没者慰霊碑などの史跡が多く立ち並ぶ稚内発祥の地である。


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