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幌延ビジターセンター

住所 天塩郡幌延町字下沼
TEL 01632-5-2077
開館時間 9時〜17時
開館期間 5月〜10月

幌延町

天塩の由来は天塩川、アイヌ語の「テシ・オ」「テシュオ」(梁(やな)・ある)から。
幌延とは、アイヌ語の「ポロ・ヌプ」(大きい・野原)が「ほろのぶ」と転訛しこれに「幌延」の漢字が当てられ、ほろのべと呼んだ。
下沼の由来は、下サロベツ原野にあるパンケトーを意訳してつけたもので、1926(大正15)年9月下沼駅が開設されてから、この地域を下沼と呼んだがそれ以前は下サロベツと呼んでいた。(豊富町の上サロベツ原野に対応し呼ばれたもの)
サロベツの由来は、アイヌ語の「サルオペツ」(アシの生える川)由来する。
道道106号稚内天塩線国道40号線を結ぶ、道道972号浜里下沼線を走ると、サロベツ原野の中間付近に巨大なタワーが見えてくる。

タワーの道路を挟んで反対側に幌延ビジターセンターがある。
ここ幌延ビジターセンターのあたりは下サロベツ原野と呼ばれ、豊富町サロベツ原生花園から兜沼方面までを上サロベツ原野と呼ぶそうだ。
ビジターセンターは1989(平成元)年5月に開設された。外壁にはカラマツを使った山小屋風の作りで、一部2階建て、延べ230平方mである。
1階は、サロベツ原野と湿原の仕組み、多種多様な植物・動物・野鳥の生態など、パネル展示・映像等を用いて無料で紹介している。


2階は、展望室となっており、ガラス貼りの室内からは長沼を見渡せる。
無料の望遠鏡も用意され、野鳥観察もできる。


ビジターセンターの横から長沼・小沼・パンケ沼まで木道の自然探勝路が3kmほど続いている。
野鳥や植物などを実際に観察することによって、自然と触れ合うことができるようになっている。
6月下旬は、遊歩道や沼のほとりに、エゾカンゾウ・コバイケイソウ・カキツバタなどが咲く。
7月上旬は、ヒオウギアヤメ・カキツバタ・ノハナショウブなどが咲く。
他にもたくさんの種類の花が見られる。
またここは、キマユツメナガセキレイ、アカエリカイツブリなど珍しい野鳥も見られ、野鳥観察のスポットにもなっている。

幌延ビジターセンターから道を挟んだ向かいにある高さ25mの展望台がある。
展望台からはサロベツ原野が一望できるだけでなく、オトンルイ風力発電所や天気が良ければ利尻山まで見える。


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