浜勇知園地・コウホネ沼住所 稚内市抜海村字下勇知利尻礼文サロベツ国立公園 一般社団法人 稚内観光協会 稚内の由来は、アイヌ語の「ヤム・ワッカ・ナイ」(冷たい水の川・沢)に由来する。 抜海の由来は、アイヌ語の「パッカイ・ペ」(子を背負う・もの)に由来する。抜海市街はずれにある抜海岩が元々の由来であり、アイヌ語の「パッカイ・シュマ」(子負い石)から。 勇知の由来は、アイヌ語の「イオッイ・イオチ」(蛇の多いところ・それ多くいるところ)に由来する。 道道106号稚内天塩線沿いにあり、抜海市街地から天塩方向に約5.4km。手塩市街地から稚内方向に約45.8km。道道811号勇知上勇知線との交差点から抜海方向に約60mほど。 この一帯は利尻礼文サロベツ国立公園に指定され、日本最北の国立公園で、241.66平方kmの広さ。 1965(昭和40)年7月に利尻礼文国定公園として国定公園に指定され、1974(昭和49)年9月に北海道本島側のサロベツ地区を追加、現在の名称で国立公園になった。 園地には小さなコウホネ沼と、沼を取り囲むように1周400mの遊歩道がある。 夏になると、ハマナス、エゾカンゾウ、ネムロコウホネ、エゾミソハギ、エゾスカシユリ、といった花が咲きとても綺麗だそうだ。 駐車場の脇には、コウホネの家と名づけられた展望休憩施設があり、海とその先にある利尻島利尻富士を望む絶景スポットである。 利尻富士とハマナスの情景をうたった森繁久彌氏の歌碑が立っています。 「浜茄子の咲きみたれたるサロベツの砂丘の涯ての海に立つ富士」 砂丘に燃えたる真っ赤な ハマナス空と海をカンバスに そびえ立つ名峰利尻富士 厳しい氷雪に耐え 美しく花開く北國の春を 三十一文字に託した 昭和の名優森繁久弥氏の 一首を利尻礼文サロベツ 國立公園指定十五周年 記念としてここに建立する 平成元年六月二十九日 稚内市長浜森辰雄 |