中頓別鍾乳洞自然ふれあい公園住所 枝幸郡中頓別町字旭台TEL 01634-6-1299 開園期間 4月下旬〜10月下旬 午前9時30分〜午後4時30分 料金は無料。駐車場も無料。 中頓別鍾乳洞自然ふれあい公園 中頓別町市街から数キロ離れた場所にある鍾乳洞。 北海道で最初に発見された日本最北の鍾乳洞「中頓別鍾乳洞」があります。 昭和8年(1933)に発見され、昭和13年(1938)に天然記念物に指定され、その後、昭和32年(1957)に北海道天然記念物になりました。 この鍾乳洞は、新生代第三紀(約2300万年〜160万年前)の二枚貝やフジツボの殻化石で出来た貝殻石灰岩の中に形成された、新しい地質年代の珍しい鍾乳洞なんだそうだ。 一帯は、軍艦岩やドリーネ(石灰岩地域に見られる擂鉢(すりばち)状窪地。雨水・地下水に溶食されてできる)などのカルスト地形が広がっている。 鍾乳洞も、第一洞(170m)、第二洞は埋没。 第三洞(65m)、第四洞(15m) こちらはどちらも入り口のみ公開。(写真は第三、第四洞) 一般公開されているのは、第一洞で、主洞(60m)と交差する2本の支洞(110m)の3層構造だけですが、見応えありますよ。 手すりや階段などが整備されており、懐中電灯も入り口にありますので、借りて、中に入ってみてください。 階段が設置されていますが、登る途中体をかがめないと入れないような場所もあります。私も数度石の天井に軽くぶつけてしまいました。 一番奥にある急な階段を登ると行き止まりとなり、その向こうには隙間が…。(写真は第一洞) 鍾乳洞の前には軍艦岩があります。 駐車場からも見えるその巨大な岩は軍艦岩と呼ばれ、小さな貝類が海底で密集して堆積岩となり、地殻変動で隆起した石灰岩が長い年月の間に溶けてでき、その形が軍艦に似ていることから名づけられたそうです。 この岩のそばには鉄製の階段があり、軍艦岩の上に登れる。なんとも景色がいいが息が上がってしまうほどの勾配。 この軍艦岩のまわりは、6月には芝さくらが一面に咲き、素晴らしい景観となります。 写真にもあるように、人が手で雑草を抜いて整備をしているのです。頭が下がる思いです。 親子岩も貝類の堆積岩から作られていて、軍艦岩と同じ1千万年前の地層に形成されたもので、堆積岩の層が見事です。 管理棟である「ぬく森館」の中には、鍾乳洞のパネルや化石が展示されています。 ちなみにこのイケメン、くぼやんさん!! 平成23年6月10日より、中頓別鍾乳洞のガイドとして、はるばる東京よりやってきた彼は、笑顔が素敵です。この公園内で、野鳥や花の観察などをしているので、会えるはず。 中頓別鍾乳洞〜日本最北の鍾乳洞〜 彼の運営しているブログです。日々の日常や、レアな写真まで満載です。 大きな地図で見る |