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宗谷丘陵

住所 稚内市宗谷岬

稚内観光協会

稚内の由来は、アイヌ語のヤム・ワッカ・ナイ、「冷たい水の流れる沢」という意味である。
宗谷の由来は、アイヌ語の「シヨウヤ」(海獣の止まる磯の丘)この磯の丘にアイヌコタンがあったことから地名にした。他にも、宗谷岬の北にある弁天島は「ソーヤシュマ」(岩礁の海岸にある島)と呼ばれていた。また、「ソ(ショ)・ヤ」(岩礁の多い海岸)と呼び、これらが「ソーヤ」の由来とされている。現在の宗谷は「ウエン・トマリ」(悪い・入り江)というところで、うっかり舟を入れると岩礁で舟を壊すところだった。

日本最北、宗谷岬南部に広がる標高20m〜400mまでのなだらかな丘陵地帯で、2万年前の氷河期に形成されたものと確認されている。
以前は森林地帯であったが1911(明治44)年に山火事が発生し、樹木が消失した。
気温が上がらず強風が吹くためそれ以降、笹野原とわずかな低木のみしか生息せず、現在も樹木が回復していない。
視界を邪魔する物がないことから眺望は抜群で、肉眼で周氷河地形を見ることができる数少ない場所となっている。
この宗谷丘陵には、公設牧場として国内最大級とも言われる宗谷岬牧場、日本最北のブランド牛肉「宗谷黒牛」の飼育が行われており、1600haという広大な敷地に約3000頭を飼育、真っ黒い牛を見ることが出来る。
2004(平成16)年に北海道遺産に選定された。


近くには、1991(平成3)年4月オープンした、宗谷丘陵展望休憩施設ゲストハウスアルメリアという風車が目印の施設があり、宗谷丘陵で飼育された宗谷黒牛料理を楽しめ(サーロインステーキ・宗谷黒牛ハンバーグなど)、お土産などを販売する売店もある。
施設内には展望台もあり、宗谷岬・サハリン方面と宗谷丘陵を見渡すことができる。
住所 稚内市宗谷岬
TEL 0162-76-2636
営業期間 4月29日〜10月下旬
営業時間 10時〜17時(6月中旬〜8月は18時まで)・(9月〜10月は16時まで)
定休日 期間中不定休

ここには、宗谷丘陵フットパスコースがあり、ロングコース(約11km)は、宗谷岬の突端付近から入り、宗谷丘陵を縦断し、宗谷漁港側(宗谷歴史公園付近)に抜けるなだらかなコース。
ショートコース(約5km)は、途中にあるユーラスエナジー社の風車群「宗谷岬ウインドファーム」から宗谷漁港側(宗谷歴史公園付近)に抜けるコースで、終点側の約3kmの砂利道にホタテの貝殻を敷き詰め、「白い道」と名づけている。

この丘陵には、2005(平成17)年11月に竣工し、12月に運転を開始した57基の風力発電施設が立ち並ぶ、ユーラスエナジー社の風車群「宗谷岬ウインドファーム」もある。
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