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大沼バードハウス

住所 稚内市大字声問村字声問原野
TEL 0162-26-2965
開設期間 3月25日〜11月25日(9時〜17時)
冬季開館 1月29日〜2月末日(9時〜17時)
定休日 期間中無休 11月26日〜3月24日
料金 無料

稚内観光協会

大沼バードハウス

稚内の由来は、アイヌ語のヤム・ワッカ・ナイ、「冷たい水の流れる沢」という意味である。
声問の由来は、アイヌ語の「コイ・トェ・イ」(波が切る所・または波が崩す所)に由来する。アイヌは大沼(シュプントー)から上流を「シ・ペッ」(本流の川)、下流部は「トー・パロ」(沼の口)と呼んでいた。声問川は稚内市内を流れ宗谷湾に注ぐ二級水系河川である。また江戸時代はこの声問をクシャフ=クチャ・プッ(狩小屋・川口)と呼んでいたそうだ。
国道238号線の稚内市声問4丁目の交差点、大沼の看板を曲がり、約1.4kmに駐車場がある。

大沼に面したログハウスづくりの観察室が大沼野鳥観察館、展望休憩施設となっており、1994(平成6)年11月11日に開設された。
大沼周辺の自然環境の中、周辺に咲く花々の鑑賞、白鳥をはじめ大沼に飛来する野鳥観察や展示コーナー・写真による野鳥の資料などが設けられている。
バードハウスでは、双眼鏡や望遠鏡の無料貸し出しも行っている。
大沼では、春にシベリアに帰る休憩地、秋には越冬地への中継点として、多くの白鳥が飛来する。
もともと大沼に白鳥は飛来しなかったそうで、1988(昭和63)年「白鳥おじさん」こと吉田敬直氏による個人的な給餌活動よりコハクチョウが呼び寄せられ、年々飛来数が増えて、現在では毎年5万羽の白鳥が飛来すると言われ、日本でも有数の飛来地となった。
バードハウスに入る際、消毒を行う必要があり、擦り込み式の消毒液及び靴底消毒マットを設置しているので注意してほしい。それと、野鳥に給餌(エサ)は与えられない。


大沼とは、稚内市中北部にある沼で、アイヌ語名はシュプントウ(ウグイの沼、の意)である。
砂州によって海と切り離された海跡湖で、面積4.88km2、周囲長12km、最大水深2.2m。
日本でも有数の白鳥の飛来地となっており、コハクチョウ・オオハクチョウ・コブハクチョウ・マガン・アオサギなどが飛来する。
冬にシベリアからウトナイ湖クッチャロ湖へ向かう中継地として羽を休む姿が見られる。


大沼のそばには、道立宗谷ふれあい公園があり、2000(平成12)年、全面オープンした施設がある。
園内はエントラスゾーン・交流拠点ゾーン・オートキャンプ場ゾーン・展望ゾーン・平地の遊機能ゾーン・丘の遊機能ゾーンの6つのゾーンに分かれ、四季を通じて楽しむことのできる大規模公園となっている。
「未来への北方圏交流拠点の形成」というコンセプトのもとに、サハリンなど様々な地域間交流の拠点として期待されている。
総面積66.8ha、南北に約750m、東西に約1100mあり、起伏が穏やかな標高40mの丘と北西に広がる平坦地からなり、丘の上(展望台)は幅100m、長さ400mの平坦地で、周氷河作用を受けた地形でもある山肌の面白さと周囲の雄大なパノラマが特徴的な景観となっている。

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