朱鞠内湖

幌加内町、雨竜川上流に位置する人造湖で、日本最大の湛水面積(広さ2,373ha)を持ち、総貯水容量もトップクラスである。
ダム本体は1943年(昭和18年)に完成したが、労働環境は、極めて劣悪であり、日本人のタコ部屋労働、朝鮮人、中国人に対するいわゆる強制連行ともいわれる動員も行われており、現在までに200名以上の犠牲者が判明している。
雨竜第1ダム脇には「殉難者慰霊塔」が建てられていて、湖畔に近くに建つ光顕寺には、当時の労働や犠牲者に関する資料展示がされています。
1974年に湖周辺は朱鞠内道立自然公園に指定され、カヌーやボートなどで釣りをする人の姿も多くみられ、冬季間はワカサギ釣りでも賑わいを見せている。
  「朱鞠内」はアイヌ語の suma-ri-nay シュマリナイ[石・高くある・川(河谷)]とする説があるそうだ。
朱鞠内は、内陸で標高も高く(湖面標高282m)盆地状で、緯度も高いため、道内でも特に寒冷で豪雪な地域として有名である。
湖畔には、オートキャンプ場、キャンプ場、レストハウスが整備され、観光遊覧船も運航している。

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