てっぺんドーム住所 稚内市宗谷村宗谷港稚内観光協会 稚内の由来は、アイヌ語のヤム・ワッカ・ナイ、「冷たい水の流れる沢」という意味である。 宗谷の由来は、アイヌ語の「シヨウヤ」(海獣の止まる磯の丘)この磯の丘にアイヌコタンがあったことから地名にした。他にも、宗谷岬の北にある弁天島は「ソーヤシュマ」(岩礁の海岸にある島)と呼ばれていた。また、「ソ(ショ)・ヤ」(岩礁の多い海岸)と呼び、これらが「ソーヤ」の由来とされている。現在の宗谷は「ウエン・トマリ」(悪い・入り江)というところで、うっかり舟を入れると岩礁で舟を壊すところだった。 宗谷岬から猿払方向へ国道238号線を約400mほどの側道を左折し、約260mほど。 宗谷港は、宗谷岬の北東に位置する日本最北端の地方港湾である。 宗谷港の建設は、1936(昭和11)年に避難港として整備に着手、しかし1938(昭和13)年に工事を中断する。1958(昭和33)年には港湾工事を再開し、現在は地域の生活を支える港湾としての役割を担っている。 現在は、ホタテ・タコ・ナマコ漁業などの水産活動が盛んで、1994(平成6)年に実施された「宗谷港マリンタウンプロジェクト調査」に基づき、「最北端の交流拠点づくり」を目指したてっぺんドーム(二層構造の親水護岸)が2004(平成16)年に完成した。 この「てっぺんドーム」は、稚内市開運にある稚内港北防波堤ドームを模した北防型ドームである。 全長265m、高さ7.6m、上下2層構造のダブルデッキ方式。 ドームの上は晴天時には、サハリンや宗谷海峡を見渡すことができる眺望台になっていて、日本の最北端の地である宗谷岬を眺めることもできる。 波の高いときに潮を吹く高波警報装置「くじらくん」というモニュメントもあった。 |