天塩町町民スキー場
住所 天塩郡天塩町ウブシ4365−2TEL ロッジ 01632-4-3163
営業期間 12月下旬〜2月下旬
営業時間 火曜日〜日曜日の13時〜16時30分。ナイターは18時〜20時30分（火・木曜日のみ）。
定休日 月曜日
リフト料金 半日券大人600円、中学生以下は300円。ナイター券大人400円、中学生以下200円。
駐車台数 無料50台程度
天塩町
北海道索道協会
天塩の由来は天塩川、アイヌ語の「テシ・オ」「テシュオ」（梁（やな）・ある）から。
ウブシの由来は、アイヌ語の「フプ・ウシ」（トドマツ・群生する）から転訛した。1900（明治33）年に寺本久左衛門が入植したことに始まる。
国道40号線と道道551号円山天塩停車場線の交差点から天塩町方向に約3.3ｋｍほど左手。天塩町内の国道232号線と道道551号円山天塩停車場線の交差点から雄信内方向に約8.0ｋｍほど右手。
天塩町市街地より車で約10分ほど。町民の体力づくりを目的としたスキー場で、1973（昭和48）年1月西産士にスキー場がオープンする。
初心者から中級車まで楽しめるファミリー向けのゲレンデで、コースの大半が緩斜面と中級斜面で構成されており、子供連れのファミリーなどで賑わう。スノーボードも全面滑走可能で、近隣の町村からスキーヤーが利用する。
リフト料金がリーズナブルな価格なのも魅力。リフトは1基。ベースは海抜36ｍ。トップは標高100ｍほどの山の斜面に作られたスキー場で、最大斜度23度。 最長滑走距離は250〜300ｍ程度だろう。
ウブシは、1915（大正4）年4月天塩村に二級町村制が施行され、現在までの行政字名である。地内は北産士・中産士・西産士・東産士地区に分かれるが当初は区域全体をウブシと呼んだ。はじめ天塩村。1924（大正13）年4月一級町村制が施行され、町制を施行し「天塩町」ウブシとなる。1596（慶長元）〜1614（慶長19）年、この頃テシホ場所設置される。1846（弘化3）年松浦武四郎が天塩に訪れる。1856（安政3）年松浦武四郎が天塩内陸踏査のため再び訪れる。1857（安政4）年6月6日松浦武四郎が天塩川河口からさかのぼり、源流近くまでを探検する。
1872（明治5）年9月開拓使宗谷支庁がおかれ、天塩国、北見国の宗谷、枝幸、利尻、礼文がその管轄下となる。宗谷支庁の中主典佐藤正克が天塩川を遡り、沿岸の地勢や現地人の事情を調査する。10月天塩所在の会所が駅逓扱所となる。1878（明治11）年7月郡区町村編成法により、天塩郡の天塩・幌延・遠別・沙流の村名が創設される。1882（明治15）年4月天塩村に天塩・中川・上川三郡を管轄する戸長役場が設置された。1895（明治28）年3月道庁告示で天塩村予定市街地を設定し、海岸通り、山ノ手通り、山ノ手裏通りの字名を置く。1896（明治29）年天塩村の土地貸付始まる。1898（明治31）年12月四原野（オヌプナイ、ウブシ、サラキシ、天塩川口）の1263.3万坪払い下げられ、越中・岩手・山形・宮城から入植する。1900（明治33）年福井県人で空知郡幌向村字パンケ（現・空知郡南幌町）の寺本久左衛門が単身でウブシ原野西線南六号に土地貸付受け入植したことに始まる。開拓当初は天塩まで買い物をすると往復4日かかったとある。翌年家族と若い3人を呼び寄せ入植させている。1902（明治35）年12月天塩〜名寄太間の道路が開通しウブシに官設駅逓設置する。取扱人は石沢初次郎。駅逓に附設する形で渡船場もあった。のちにオヌプナイに移設しサクカヘシ駅逓と呼ばれた。。1908（明治41）年作返に通じる西一線道路の開削に着手。1909（明治42）年六志内（現・天塩町ルークシュナイ）〜中ウブシ間の道路開削する。この頃から造材が盛んとなる。1912（明治45）年1月廃止となる。
1914（大正3）年ウブシ教育所（後の産士小学校）開設する。1915（大正4）年4月天塩村に二級町村制が施行される。1917（大正6）年4月村内の更岸、川口、第一、第二、啓徳、産士、幌萠の各教育所は尋常小学校に昇格となる。基線排水路が完成する。1924（大正13）年4月一級町村制が施行され、町制を施行し「天塩町」となった。
1934（昭和9）年北産士尋常小学校が設立される。1937（昭和12）年4月再び駅逓が設置される。取扱人は渡辺久太郎。1945（昭和20）年6月駅逓は廃止となる。1965（昭和40）年12月産士地区電化となる。1967（昭和42）年5月天塩川改修切替えによる幌延町との境界を変更。1973（昭和48）年1月西産士にスキー場がオープンする。1984（昭和59）年9月石油資源開発公社が北川口・産士地区で石油・天然ガスの試掘をする。1985（昭和60）年産士小学校は北産士小学校に統合。