稚内空港住所 稚内市大字声問村字声問6744番TEL 0162-27-2111 稚内空港ビル 稚内観光協会 稚内の由来は、アイヌ語のヤム・ワッカ・ナイ、「冷たい水の流れる沢」という意味である。 声問の由来は、アイヌ語の「コイ・トェ・イ」(波が切る所・または波が崩す所)に由来する。アイヌは大沼(シュプントー)から上流を「シ・ペッ」(本流の川)、下流部は「トー・パロ」(沼の口)と呼んでいた。声問川は稚内市内を流れ宗谷湾に注ぐ二級水系河川である。また江戸時代はこの声問をクシャフ=クチャ・プッ(狩小屋・川口)と呼んでいたそうだ。 国道238号線と道道121号稚内幌延線の声問4丁目交差点を稚内空港方面約1.2kmほどを左折、道道1059号稚内空港線を直進し約1.0kmほど。 稚内空港は、稚内市声問村メグマにある国管理空港で、稚内市中心部より東方に約12km、宗谷湾を臨む草原地帯、メグマ原生花園に位置する。 このメグマ原生花園は、メグマ沼と稚内空港の間にある380haにもなる細長い原生花園で、原生花園内には全長約3.5kmもの木道が続いているが知名度はかなり低い。 稚内空港は、日本最北のジェット化空港として、2017(平成29)年現在千歳空港・羽田空港などに路線を持ち、宗谷の拠点空港として重要な役割を担っている。 空港ターミナルビルは滑走路南側に一棟ある。内部は国内線用の設備のみ持ち、国際線の設備は特に備えていない。 1階 航空会社カウンター、到着ロビー 2階 出発ロビー、搭乗待合室、売店、レストラン 3階 送迎デッキ(無料) 4階 展望台(無料) 空港周辺に緑地帯の「稚内空港公園」があり、公園内には動物ふれあいランドがある。 ここには映画「南極物語」に出演した、タロ(ジロ)が最後まで暮らした場所がある。 動物ふれあいランド 住所 稚内市声問村恵北(稚内空港公園内) TEL 0162-26-2565 開設期間 4月29日〜9月30日 営業時間 11時〜16時 日・祝日 10時〜16時 定休日 毎週月曜日(月曜日が休日の場合火曜休園) 入園料 無料 駐車場 無料 この敷地内の片隅には二匹のお墓もあり、この墓の裏は水芭蕉の群生地となっており、5月初旬には真っ白な水芭蕉の花に取り囲まれたお墓を見ることができるのである。 他にも、アヒル・うさぎ・にわとり・七面鳥・モルモット・ヤギなどがいる。 1956(昭和31)年、稚内空港建設工事着手。 1959(昭和34)年、稚内空港開港。1200mの滑走路を有し、丘珠空港便が不定期で就航。 1962(昭和37)年、利尻空港開港。滑走路600m、稚内空港便を不定期運航。 1973(昭和48)年、丘珠空港便が定期便就航。 1974(昭和49)年、利尻空港便が通年運航開始。 1978(昭和53)年、礼文空港便が就航。 1980(昭和55)年、千歳空港便が就航。 1987(昭和62)年、1800mの滑走路が完成しジェット化される。ターミナルビルオープン。 1988(昭和63)年、2000mの滑走路が完成し供用を開始。動物ふれあいランドが空港公園に完成。 1994(平成6)年、利尻・礼文線がエアーニッポンからエアー北海道に移管される。 1995(平成7)年、関西国際空港便が就航(夏期のみの季節運航)。 1997(平成9)年、東京国際空港便の通年運航を開始(夏季は増便)。 1998(平成10)年、ターミナルビルを増築。 2003(平成15)年、3月31日利尻・礼文線を廃止。 2004(平成16)年、名古屋空港便が就航。 2005(平成17)年、名古屋空港便を中部国際空港便に変更(夏期のみの季節運航)。 2009(平成21)年、2200mの滑走路が完成し供用を開始。 2010(平成22)年、丘珠便を廃止、新千歳便が増便される。 |