奉行所跡(松前町役場)

住所 松前郡松前町字福山248

松前観光協会

現在の松前町役場の位置に町奉行所と町会所があった。
松前家の初代藩主・松前慶広がこの地に築城したのは、1606(慶長11)年、住民の行政、治安を司る町奉行所は寛永年間の1624(寛永元)年には、すでに設置されていたそうだ。
奉行・吟味役・下吟味役があり、二人以上が同職にあって月番を担当したとある。
町会所は役場の南側駐車場のところにあった。
奉行所の建物は、1870(明治3)年5月15日の火災で焼失、家老松前右京邸を移築して使用、開拓使分署、松前郡役所を経て松前(福山)町役場として使用された。
この建物は1934(昭和9)年12月28日、国史跡に指定。
1949(昭和24)年6月5日の火災で焼失、その指定を解除。
ちなみに松前町役場から出火した飛び火により松前福山城天守閣も焼失している。


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