函館検疫所台町措置場跡住所 函館市船見町25番18号函館市公式観光情報サイト「はこぶら」 函館国際観光コンベンション協会 函館の検疫は、1877(明治10)年、中国に始まったコレラの流行が日本にも波及する勢いをみせたため、内務省からの指示で、開拓使函館支庁内に検疫取扱事務所が臨時的に設けられたのが始まりだそうだ。 当時の主要港であった函館・新潟・横浜・神戸・下関・長崎に日本で最初の常設消毒所を設置することになり、函館は同年11月、現在地に消毒施設が建てられ、函館消毒所として検疫業務が開始されたとある。 1945(昭和20)年には敗戦により樺太方面からの引揚者の検疫にあたり、多くの患者をこの措置場に収容し、医療援護に活躍した。 旧措置場の建物は一部しか残っていないようで、1989(平成元)年に、市の景観形成指定建築物となっている。 ちなみに現在は、ティーショップ夕日という喫茶店に生まれ変わっているそうです。 TEL 0138-23-3355 大きな地図で見る |