松前城

住所 松前郡松前町松城

松前観光協会

松前町にある平山城で、福山城(ふくやまじょう)とも呼ばれる。北海道唯一の城。(他はチャシや郭と称されるものが多い。)
日本における最後期の旧式城郭である。
戊辰戦争の最末期に蝦夷が島(北海道)の独立を目指す旧幕府の軍(元新選組の土方歳三が率いていた)と攻防を繰り広げ、落城させられたことでも有名である。
1950(昭和25)年、8月29日、櫓門・間口約16m・奥行約4.5m・高8m・福山城(松前城)築城時から現存する、本丸御門が国の重要文化財に指定。
1935(昭和10)年、6月7日、 指定面積127.369u松前城跡(福山城跡)旧城内一帯が国の史跡に指定
2001(平成13)年、「福山城と寺町」を北海道遺産として選定。


天守閣の中は「松前城資料館」になっており、松前藩やアイヌ関係の資料が多数展示されており、松前藩の御用船だった長者丸の展示品や「桜下美人図」など蠣崎波響の絵画、鎧(よろい)や衣服など藩政時代の多くの資料、松前家の遺品、松前出身で日本の代表的な書家「金子鴎亭」の作品などが展示解説されている。
松前藩の蠣崎波響が描いた長老たちの肖像画「夷酋列像」、なども残っている。
2階部分が資料館、3階部分が展望台で公園の桜を見渡せ、津軽海峡も望むことができる。


松前公園の魅力は、なんと言っても桜ではないだろうか、250種・1万本の桜が一ヶ月にわたり次々に開花する4月の末くらいから、咲き始め5月の末くらいまで楽しめます。
最古のものは樹齢約300年といわれ、公園の一角には「桜見本園」などもある。


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