龍雲院

住所 松前町字松城305

松前観光協会

龍雲院は、松前町の寺町にあり、1625(寛永2)年に藩主の正室の発願によって開かれた寺院、戊辰戦争の戦火をまぬがれ、江戸時代のままの伽藍(がらん)を残す貴重な建物です。
ちなみに伽藍(がらん)とは、仏をまつり、僧が集まって仏道を修行し生活する施設のこと。
本堂は、新潟県柏崎の大工によって1842(天保13)年に建築された、各部に優れた彫刻を用いた建物である。
庫裏(くり)も、1842(天保13)年に地元の大工によって建築された、本格的な座敷をもつ建物で、住宅建築としても北海道では古い遺構で、貴重な存在である。
龍雲院は、本堂、庫裏と同じ江戸時代末期に建築された惣門(そうもん)・鐘楼(しょうろう)・土蔵がそろい、各部に優れた彫刻を用い寺域全体が往時の景観をよくとどめていて価値が高い。
1992(平成4)年1月21日、国の重要文化財に指定された。


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