瓶子岩住所 檜山郡江差町鴎島松前観光協会 江差観光コンベンション協会 周囲2.6km、海抜20mの小島で、南北に細長く中央がくびれた特異な形が、かもめの羽ばたく姿に似ていることから「かもめ島」と呼ばれている。 島には、義経伝説も残っていて、江差のシンボルとして親しまれている。 檜山道立自然公園の特別区域に指定される自然の小島は、かつて弁天島と呼ばれていた。 天然の良港を築くこの島はニシン漁や北前船交易の舞台で、江差の歴史はここから始まったと言っても過言ではないという。 檜山道立自然公園とは、北海道の西南部、檜山振興局の西海岸と奥尻島に位置し、上ノ国町、江差町、乙部町、八雲町、せたな町及び奥尻町の6町にまたがる面積およそ1万7千ヘクタールの自然公園で、1960(昭和35)年に指定された。 へいし岩といい、鴎島にある奇岩で、丸い瓶を逆さに立てたような形をしている。 今から500年ほど前、不漁続き村が飢餓に陥ったとき、折居婆が神水を海に注いだところ、たちまちニシンが群来したとされ、この瓶子岩はその神水を入れていた瓶子が岩となったものだと伝えられているそうだ。 毎年7月の第一土日に開催される「かもめ島まつり」では、町内の若者たちによって全長30mにおよぶ〆縄がかけられる。 大きな地図で見る |