幸福駅

住所 帯広市幸福町東1線

帯広観光コンベンション協会

帯広市幸福町、国鉄・広尾線の駅(廃駅)です。
広尾線の廃止に伴い1987(昭和62)年に廃止されましたが縁起のいい名前と言うことで、今でも観光客の絶えないスポット。
1973(昭和48)年、NHKの紀行番組『新日本紀行』において『幸福への旅 〜帯広〜』として紹介されたことから知名度が一気に上がり、「愛国から幸福ゆき」という切符が一大ブームとなる。
今も、縁起を担ぐ若者達の観光スポットとして賑わっている。
レールの上には、キハ22が現存して展示されており中にも入ることはできる。


国鉄広尾線とは、日本国有鉄道(国鉄)が運営していた鉄道路線で、帯広市の帯広駅で根室本線から分岐し、十勝平野を南下して広尾郡広尾町の広尾駅に至る。
国鉄民営化直前の1987(昭和62)年に廃止された。
1929(昭和4)年、11月2日帯広 - 中札内間 (28.1km) を広尾線として新規開業し、愛国駅・幸震駅・中札内駅を新設する。
1930(昭和5)年、10月10日中札内 - 大樹間 (32.5km) を延伸開業し、更別駅・上更別駅・忠類駅・大樹駅を新設する。
1932(昭和7)年、11月5日大樹 - 広尾間 (23.4km) を延伸開業し、石坂駅・豊似駅・野塚駅・広尾駅を新設し、全線開通した。
1953(昭和28)年、11月15日北愛国駅を新設。
1956(昭和31)年、8月26日幸福仮乗降場を新設。
1956(昭和31)年、11月1日幸福仮乗降場を駅に改める。
1957(昭和32)年、12月25日依田駅を新設。
1960(昭和35)年、4月15日十勝東和駅、新生駅を新設。
1975(昭和50)年、5月3日帯広 - 広尾間でSLお別れ列車を運転する。
1982(昭和57)年、9月10日全線の貨物営業を廃止。
1984(昭和59)年、6月22日第2次特定地方交通線として廃止承認。
1987(昭和62)年、2月2日全線を廃止し、十勝バスに転換する。

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