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愛山渓温泉

住所 上川郡上川町愛山渓
TEL 01658-2-3887
営業期間 4月下旬から10月中旬まで
日帰り入浴時間 10時〜19時
日帰り入浴料金 500円

愛山渓倶楽部

愛山渓ドライブイン

上川町

上川町の由来は、アイヌ語の「ペニ・ウングル・コタン」(川上の人々の集落)を意訳したもので、1921(大正10)年に愛別村から分村する際、石狩川の上流であることから名付けた。
愛山渓温泉は国道39号線沿いの愛山渓ドライブインから、道道223号愛山渓上川線を約19kmの地点にあり、永山岳の山麓にある温泉。
春は高山植物、秋は紅葉(9月中旬が見頃)登山の拠点にもなっている温泉地。
3本の源泉を持ち源泉掛け流しで、飲用も出来る。
山奥にある秘境の温泉で、平日は貸切みたいになりますが土日は宿泊客・登山客や日帰り入浴で賑わう。
別館にヒュッテもあり素泊まりも出来るが、要確認してほしい。
近くには、雲井ヶ原湿原がある。標高1070m(登山道入口から標高差60m)湿原面積は1.3ha、登山道入口から雲井ヶ原湿原中央部まで全長960m(木道370m)アカエゾマツ、エゾイソツツジ、ミズバショウ、バイケイソウ、ハクサンチドリ、モウセンゴケ、ワタスゲ、ツルコケモモなどが見られる。
6月になると、水芭蕉が咲き乱れとても綺麗である。

泉質 ナトリウム・マグネシウム 炭酸水素塩・硫酸塩泉(低張性中性高温泉)
源泉温度 44.2℃、PH6.3
浴用効能 神経痛、筋肉痛、関節痛、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、五十肩、慢性消化器病、病後回復期、疲労回復、健康増進、動脈硬化症、痔疾、慢性皮膚病、きりきず、やけど、冷え性など
飲用 慢性消化器病、慢性便秘、慢性胆嚢炎、胆石症、糖尿病、痛風、肝臓病肥満症、肥満症など
皮膚病に効果があるので、アトピーの子供の症状が、改善された例もあるという。

冬の愛山渓温泉、道路が閉鎖されるため行くことはできません。
特別に月に1回の保守点検に同行させてもらい、記事を書きました。

ちなみに、愛山渓温泉の道路わきには山仲間の愛犬チビの碑もある。

1909(明治42)年、4月愛別村字伊加牛の直井藤次郎ほか2名が熊を追って愛山渓温泉を発見。
1919(大正8)年、直井氏温泉汲取りの許可を得る。
1926(大正12)年、直井氏浴場及び建設用地使用願を提出。
1926(大正15)年、5月鉱泉及び浴場施設が認可され「直井温泉」として開湯する。
1932(昭和7)年、愛山渓より北鎮岳に至る登山路開かれる。
1933(昭和8)年、当時道議会議長(後に、衆議院議員)の村上元吉がに直井温泉を譲り受ける。
1934(昭和9)年、大雪山国立公園に指定される。
1936(昭和11)年、安足間から愛山渓に至る自動車道が完成する。
1937(昭和12)年、温泉建物を増改築する。
1948(昭和23)年、旭川林務署により、愛山荘ヒュッテが建設される。
1950(昭和25)年、村営宿泊所として(旧)「愛山渓クラブ」を発足。
1951(昭和26)年、定期バスが運行される。
1958(昭和33)年、愛山渓クラブヒュッテ及び浴場を増築する。
1980(昭和55)年、(旧)愛山渓クラブ前に鉄筋コンクリート2階建ての上川町営愛山渓青少年の家を建設する。
1981(昭和56)年、8月上川町営愛山渓青少年の家オープン。
2000(平成12)年、上川町から「愛山渓ドライブイン」に運営委託される。
2001(平成13)年、「愛山渓倶楽部」に名称変更し現在に至っている。

国道39号線とは、旭川市から網走市へ至る一般国道で、総距離は224.4km。

道道223号愛山渓上川線とは、上川郡上川町から上川郡愛別町を経由し上川郡上川町を走る一般道道で、上川町東雲から国道39号線を分岐し、愛山渓温泉まで安足間川の美しい渓谷に沿って急勾配が続く。
上川町愛山渓〜上川町愛山渓の13.2km区間は10月から4月まで冬季通行止になる。総距離は、20.9km。

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