ぬかびら温泉住所 河東郡上士幌町字ぬかびら源泉郷ぬかびら温泉郷旅館組合 温泉の発見は、大正8年である。 「湯元館」の初代館主が原生林の中に湧出する温泉を発見し、大正13年から温泉旅館の営業を開始、開湯したのが始まり。 湯元館前には無料の足湯がある。 温泉は、大雪山国立公園内にあり国道273号沿いの糠平湖南側に位置する。 9軒のホテル・旅館・及び数軒の飲食店等がある。 各宿泊施設は日帰り入浴でも利用することができる。 旅館組合で「源泉かけ流し宣言」を行っており、全施設がかけ流しであり温泉好きにはたまらない言葉ですね。 泉質 単純温泉、弱食塩泉、重曹泉 源泉井によって多少異なる。 o 源泉温度50〜60℃ o 湯は無色透明だが、わずかに硫黄由来の湯の花が出る。全施設で掛け流し。 1919(大正8)年自然湧出の温泉が発見され、湯殿山(湯元滝の湯)と呼ばれる湯元を発見する。 現在も湯元館裏手にある源泉(湯殿山)からは、現在でも毎分250リットルの温泉を湧出している。 泉質は、ナトリウム塩化物炭酸水素塩泉で、pH7、湧出時泉温60℃、ぬかびら源泉郷の最古の湯なのである。 1919(大正8)年4月、営業許可の出願をして浴用鉱泉の許可が下りる。 当時の糠平は人跡未踏の地で、道路開削を手がけ1924(大正13)年、6坪の湯小屋を建てこれが、ぬかびら温泉のはじまりとなった。 1925(大正14)年、湯元滝の湯温泉旅館(現・湯元館)を開業する。 1929(昭和4)年、3月に、温泉旅館福島屋(現・閉館)が開業するまでの間、湯元館は「ぬかびら温泉」唯一の宿だったのである。 1934(昭和9)年、15軒の宿が営業する。 1937(昭和12)年、糠平まで鉄道が開通する。 1956(昭和31)年、糠平ダムが竣工する。 1987(昭和62)年、鉄道廃線する。 2009(平成21)年、ぬかびら源泉郷と変更する。 ぬかびらの語源は、アイヌ語の「ノカ・ピラ」形のある崖意、その岩は糠平ダムの湖底に沈み、現在見ることはできない。 国道273号とは、帯広市を起点とし、紋別市を終点とする一般国道である。 大きな地図で見る |