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幌延深地層研究センター ゆめ地創館

住所 天塩郡幌延町字北進432番地2
TEL 01632-5-2772
営業時間 9時〜16時
定休日 毎週月曜日、12月29日〜1月3日
入場料金 無料
駐車場 無料、20台程度

幌延町

幌延深地層研究センター

天塩の由来は天塩川、アイヌ語の「テシ・オ」「テシュオ」(梁(やな)・ある)から。
幌延とは、アイヌ語の「ポロ・ヌプ」(大きい・野原)が「ほろのぶ」と転訛しこれに「幌延」の漢字が当てられ、ほろのべと呼んだ。
北進の由来は、アイヌ語の「イペ・コル・ベツ」(食料を持つ川)からで下エベコロベツと呼んだ。漢字で江辺頃別。当初下エベコロベツと呼んだが、その後入植者が下エベコロベツ川上流域(本流・現在の豊富町旧日曹炭鉱跡付近の沢あたり)に対応し、南にある支流の集落を「南沢」と呼んだ。この南沢が北進になる前の地名で、大正の中期頃から呼ばれていた。1959(昭和34)年4月の字名改正により北進となった。(下エベコロベツ当時は南沢・中組・本流・北沢が当時の部落だった)
道道121号稚内幌延線沿いにあり、幌延市街地から浜頓別方向に約3.8kmほど。

幌延深地層研究センターPR施設「ゆめ地創館」は、1982(昭和57)年、2月低レベル放射性廃棄物施設誘致が報道され、幌延町の誘致を受けた核燃料サイクル開発機構(現・独立行政法人日本原子力研究開発機構)によって、2001(平成13)年に開設されたのが幌延深地層研究センターである。
そのPR施設として出来たのが「ゆめ地創館」で、当センターの研究内容を公開するとともに、放射性廃棄物の持ち込みや使用をしないこと、将来的に当施設を最終処分場に転用しないこと、研究終了後には坑道を埋め戻す、などをPRすることを目的として、2007(平成19)年6月に完成した施設である。名称は一般公募で決定し、館内展示は無料で観覧でき、予約などは必要ないが、定期的に行われているセンター施設見学会は4月〜10月の第4日曜日と平日(火・木)に行われており、予約が必要である。
4月〜10月の第4日曜日の申し込み締め切りは、見学日の一週間前までの予約、参加費は無料。
平日の見学は4月〜10月は火・木曜日。11月〜3月は木曜日。見学日の2週間前までの予約、参加費は無料。
など定期的に開催しているので、総務・共生課01632-5-2022で確認し予約すること。


幌延深地層研究センターでは、高レベル放射性廃棄物の地層処分技術に関する研究開発として、地下水や岩盤などの性質を調べ、地下深部の地質環境を把握し、地層処分研究開発の基盤とする「地層科学研究」や、処分システムの設計・施工が可能かどうかを確認し、現在の工学的技術の研究の成果反映させ、安全性を評価する技術の信頼性を高める「地層処分研究開発」を行い、実際に地下500mまでの深さまで掘る予定で、各層に坑道を掘削し、地下水・岩盤などの地質環境の探査や処分施設の設計・施工に必要なデータ収集、地層処分の技術的な信頼性を実際の深地層で試験研究等などの研究活動を約20年かけて実施することにしている。
敷地内には、研究管理棟・試験棟・PR施設「ゆめ地創館」などからなる地上施設と、東立坑・西立坑・換気立坑と排水処理施設からなる地下施設、掘削土(ずり)保管場で構成されている。
同様の施設が、岐阜県瑞浪市明世町山野内の瑞浪超深地層研究所にもあるがどちらも放射性廃棄物は持ち込まない。放射性物質を持ち込んだ研究は東海村で行われている。
2013(平成25)年4月より、館内の展示情報を見直し、原子力政策のPRを排し、地層処分研究の説明に特化し「地元との約束の遵守を地元住民等に確認してもらうため」のものとした上で現在の公開内容に至っている。


館内の1階は、インフォメーションコーナー・「ゆめ地創館」について・幌延深地層研究センターの概要・研究の背景、必要性など地下深部での研究内容や、現在の地下施設の様子を見ることが出来る。
日本原子力研究開発機構は、2000(平成12)年11月、「放射性廃棄物を持込まない、使用しない」などを北海道・幌延町・原子力機構の三者で定めた「幌延町における深地層の研究に関する協定書」を締結し、研究を行ない、研究終了後は、地下施設を埋め戻すこととなっている。
コアサンプルもあり、瑞浪は花崗岩質の硬い地層であるのに対し、幌延は堆積岩質の比較的軟らかい地質となっているのがわかる。


地下展示室へ行くにはエレベーターがあり、「バーチカル・トランスポーター500」地下500mの深さまで2分かけて降下するのを疑似体験することができるが、実際の下降は約5mほどであるがなかなかリアルに再現されている。
地下の展示室は、地下のようす・幌延深地層研究計画の概要・第1段階の調査研究(2001(平成13)年年度〜2005(平成17)年度までに行った地上からの調査研究)・地下施設を体感、地下施設の情報を紹介・第2段階の調査研究(地下施設建設(坑道掘削)工事をしながら行う調査研究)・第3段階の調査研究(掘削工事を終えた坑道の中で行う調査研究)・環境調査(地下施設工事などが環境へ与える影響を調べる)・子供向けコーナーでは地質、化石、生物など、小学生くらいの年代でも興味を持てるように展示され、幌延の地下の様子をわかりやすく紹介している。


この地下展示施設からは連絡通路がありその先には、地層処分実規模試験施設がある。
ここの展示物について説明をしてくれるので、時間に余裕があるのであれば係員が案内してくれる。緩衝材の実物が展示されており、緩衝材定置試験装置や緩衝材除去システムなるクローラーまで置いてある。
ここの機械は定期的に稼働するようで機会があれば見てみたいものである。


エレベーターからは、地上45mの展望階へ上ることもできる。もちろん無料である。ここからは利尻富士や牛の放牧風景、地下施設工事現場全景やトナカイ牧場もみえる。


1980(昭和55)年、11月原子力施設の調査研究の為、町長、助役、議員全員で原子力施設を視察する。
1981(昭和56)年、1月町議会に原子力施設誘致調査特別委員会及び小委員会を設置する。
1982(昭和57)年、2月低レベル放射性廃棄物施設誘致が報道される。7月幌延町原子力関連施設誘致期成会発足する。
1984(昭和59)年、4月町の高レベル放射性廃棄物貯蔵研究施設誘致報道される。7月第五回町議会で「原子力関連施設誘致の請願」を採択する。「原子力関連施設誘致」を議決する。11月動燃が開進地区で現地調査を行う。
1985(昭和60)年、11月動燃幌延連絡所を当時の町長公宅に開設する。動燃が開進地区で現地調査を行う。
1986(昭和61)年、7月動燃展示室オープンする。8月動燃開進地区の現地調査の為資材搬入する。12月動燃開進地区にて深層ボーリング開始する。翌年8月にボーリングは終了。
1987(昭和62)年、8月動燃開進地区での立地環境調査終了する。
1988(昭和63)年、8月「21世紀をひらく原子力技術」国際シンポジウムを開催する。
1989(平成元)年、10月動燃・役場前に放射線モニタリングポスト設置する。
1992(平成4)年、3月動燃幌延連絡所が新事務所に移転する。7月動燃展示室新築オープンする。
1998(平成10)年、2月科学技術庁が道に核抜き深地層試験場建設を提案する。6月動燃幌延連絡所閉鎖する。10月サイクル機構が道と町に「深地層研究所計画」の申し入れを行う。
2001(平成13)年、3月核燃料サイクル開発機構(現・日本原子力研究開発機構)、幌延深地層研究計画を幌延町と北海道に説明する。4月幌延深地層研究センター開所する。6月ヘリコプターによる空中物理探査開始する。7月地上物理探査、地質調査、環境調査開始する。10月ボーリング調査開始する。
2002(平成14)年、7月研究所設置地区に北進地区を選定する。9月ボーリング調査開始。(各520m)
2003(平成15)年、3月核燃料サイクル開発機構(現・日本原子力研究開発機構)が幌延深地層研究センター用地(19.1ha)を取得する。7月幌延深地層研究センター地下研究施設用地造成工事着工(第T期)する。8月ボーリング調査開始する。
2004(平成16)年、1月(財)電力中央研究所との共同研究開始(制御ボーリング)する。4月幌延深地層研究センター地下研究施設用地造成工事開始(第U期)する。9月ボーリング調査開始。
2005(平成17)年、4月地上施設建設工事着手する。10月独立行政法人日本原子力研究開発機構発足する。11月地下施設建設に着手する。ゆめ地創館建設に着手する。
2006(平成18)年、2月幌延町北進地区へ事務所移転する。4月地下施設建設(東立坑)に着手する。掘削土(ズリ)置場整備工事を開始する。5月研究管理棟及び試験棟が竣工する。6月排水処理施設の工事に着手する。
2007(平成19)年、2月東立坑及び換気立坑の櫓(やぐら)設備の設置を開始する。4月掘削土(ズリ)置場の供用を開始する。6月ゆめ地創館が開館する。掘削土(ズリ)置場整備工事(第一期工事)を開始する。10月幌延町沿岸域から内陸部を対象とした電磁探査を開始する。
2008(平成20)年、4月排水処理設備の増設工事を開始する。9月東立坑近傍におけるボーリング調査を開始する。
2009(平成21)年、3月地層処分実規模設備整備事業により整備する実証設備の公開を開始する。5月地下施設(研究坑道)深度140m調査坑道が貫通する。
2010(平成22)年、4月地層処分実規模設備整備事業「地層処分実規模試験施設」が開館する。6月地下施設(研究坑道)深度250m調査坑道が貫通する。
2011(平成23)年、2月幌延深地層研究計画地下研究施設工事(第U期)を開始する。西立坑の掘削を開始する。
2012(平成24)年、5月地下施設(研究坑道)深度350m調査坑道(東連絡坑道)が貫通する。
2013(平成25)年、2月幌延深地層研究センターにおける情報公開の改善。10月地下施設(研究坑道)深度350m調査坑道周回坑道全域が貫通する。
2014(平成26)年、4月独立行政法人日本原子力研究開発機構幌延深地層研究センターに組織名を変更する。7月地下施設(研究坑道)深度350m調査坑道全域の完成に伴う一般公開を開始する。8月地下施設にて人工バリア性能試験のため模擬オーバーパックを定置する。

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